④直流と交流の違いとは?家庭の電気はどっち?【図解あり】

理論

この記事はこんな人向けです

  • 直流と交流の違いがあいまい
  • コンセントの電気がどちらか知りたい
  • 電験や電気の理論を基礎から理解したい

電気には「直流」と「交流」の2種類があります

電気には、大きく分けて次の2種類があります。

  • 直流(DC)
  • 交流(AC)

名前は難しそうですが、
流れ方の違いを知るだけで理解できます。


直流とは「一方向に流れる電気」です

https://www.kepco.co.jp/sp/energy_supply/energy/kids/science/images/topic05.png

直流とは、
電気が同じ方向に流れ続ける電気です。

  • プラス → マイナス
  • 方向が変わらない

身近な例

  • 乾電池
  • バッテリー
  • スマートフォンの内部回路

👉 電池で動くものは、基本的に直流です。


交流とは「向きが入れ替わる電気」です

https://www.our-house.jp/ACbook/index.files/image015.gif

交流とは、
電気の向きが周期的に入れ替わる電気です。

  • プラスとマイナスが入れ替わる
  • 行ったり来たりする

身近な例

  • 家庭のコンセント
  • 発電所から送られる電気

👉 私たちが普段使っている電気は、交流です。


なぜ家庭の電気は「交流」なのですか?

ここが、よく出る疑問です。

理由は、大きく3つあります。


理由①:遠くまで送るのに都合がいい

https://www.matsusada.co.jp/column/uploads/ac1910_img_duplication.png
https://taketake2.com/new533.png

交流は、**変圧器(へんあつき)**を使って
電圧を簡単に変えられます。

  • 送電時:電圧を高くして損失を減らす
  • 家庭用:電圧を下げて安全に使う

👉 これは交流の大きな強みです。


理由②:発電・送電の仕組みが作りやすい

交流は、
回転する発電機と相性がよいため、
大量の電気を安定して作れます。


理由③:設備がシンプルで丈夫

交流を使った設備は、

  • 構造が単純
  • 大電力に向いている

というメリットがあります。


直流と交流の違いをまとめると

項目直流(DC)交流(AC)
流れ方一方向向きが入れ替わる
電源例電池・バッテリー発電所・コンセント
主な用途電子機器内部家庭・工場

交流には「周波数」があります

交流には、
1秒間に何回向きが変わるかという性質があります。

これを 周波数(Hz) といいます。

  • 東日本:50Hz
  • 西日本:60Hz

👉 日本独特の特徴です。


今日のポイントはこれだけです

直流:一方向
交流:向きが変わる
家庭の電気は交流

この3つが分かればOKです。


まとめ

  • 電気には直流と交流がある
  • 電池は直流、コンセントは交流
  • 交流は送電に向いている
  • 周波数という考え方がある

ここまで理解できれば、
電気の全体像がかなり見えてきました。


次に読むおすすめ(自然な流れ)

  • ⑤ 電気が危ないと言われる理由
  • ⑥ 電力とは何か(仕事の考え方)
  • ⑦ 電気料金の仕組み

補足(初心者の方へ)

「交流ってややこしい」と感じても大丈夫です。
使って慣れる電気なので、
何度か見るうちに自然と分かってきます。

コメント